京都シネマ運営会社、民事再生法適用申請 営業続け再建へ

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 映画館「京都シネマ」(京都市下京区)を運営する如月社(同)は9日、民事再生法の適用を京都地裁に申請した。営業を続けながら経営再建を図る。

 京都シネマは、複合ビル「COCON烏丸」内にあり、2004年12月に開館した。3スクリーンで座席数は計254席。個性的な作品を数多く上映するアート系ミニシアターとして知られる。

 申し立て代理人や信用調査会社によると、同社の負債総額は約1億8千万円。JR京都駅周辺での大型映画館の開業やネット配信動画の視聴拡大などで来館者が減少し、収益が悪化。借入金返済や家賃負担なども響いた。

 同社は京都シネマの営業を継続し、会員制度も維持する。「出町座」(上京区)など京都府内でミニシアター3館を運営するシマフィルム(舞鶴市)が、支援を申し出ているという。