国連事務次長が訪朝、人道支援の現状視察

国連のマーク・ローコック事務次長(人道問題担当)兼緊急援助調整官が9日、北朝鮮を訪問した。朝鮮中央通信が伝えた。

国連の発表によれば、ローコック氏は12日まで滞在し、政府関係者や人道支援関連の担当者らと面会。地方の視察も行う予定。

国連によると、北朝鮮は人口の約4割にあたる1000万人以上が人道支援を必要とし、子どもの5人に1人が発育不良という。しかし、核開発問題の影響で国際支援は激減している。

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