西野朗監督のもとでワールドカップ決勝トーナメント進出を果たした日本代表。
ただ、指揮官は大会後に退任を発表。新監督として誰が招聘されるのか注目される。
候補のひとりとされているのが、元ドイツ代表FWユルゲン・クリンスマン氏だ。
本人はSNS上で噂を否定したが、果たして…。
そのクリンスマン氏は『BBC』で、先日の日本対ベルギー戦の解説を担当。そこでのコメントをまとめてみた。
ユルゲン・クリンスマン
「2002年(大会)は日本にとって非常に大きかった。
世界のステージに立ち、自分たちがやれることを示した。
それ以降、彼らは国中のテニスコートをフットボールのピッチに変え始めた。
その狙いはボールをキープするテクニカルな選手を作り出すことだった。
それ(その成果は?)は見えているよ。彼らは窮地を脱するプレー方法(局面打開)を知っているからね。
さらに、彼らには攻撃に出るメンタリティもある」
ユルゲン・クリンスマン
「(スコアレスだった場面)
日本はベルギー相手に心地よくやっている。彼らは恐がっていないよ。
0-0で後半に行きそうだし、さらに攻撃するだろうね」
「(日本が先制した後)
日本の後半の出方は非常に印象的だ。先制ゴールはトップクラスのカウンターだった」
「(試合後)
日本は最後の2分間を後悔することだろう。
全てを前線に投じており、守備がちょっとオープンになっていたからね。
94分という時間帯、選手たちは疲れており、延長戦を考えていた。
ミスが起きたのはちょうどその時だった」
またクリンスマンは試合前から日本はベルギー戦で正しいプレーをするだろうと述べていたそう。