DeNAが単独2位、巨人3位、阪神は2位から4位に転落…混セ9日はこうなった

DeNA・ラミレス監督と阪神・金本監督【写真:荒川祐史】

試合の無かった阪神が一気にBクラスに転落

 史上稀に見る大混戦となっている今季のプロ野球。セ・リーグは広島が独走状態に入っているが、2位以下の団子状態は続いている。9日の試合結果で再び順位が大きく入れ替わった。

 前日に続き順位を上げたのはDeNAと巨人。阪神と同率2位で並んでいたDeNAは本拠地での中日戦で逆転勝ちを収め単独2位に浮上した。2点を追う7回に代打・佐野が同点2ランを放つと、2死一、二塁からソトが決勝のタイムリー二塁打を放ち試合を決めた。最下位の中日はゲーム差、順位とも変動なし。

 巨人は草薙球場でヤクルトと対戦。同点の7回に陽岱鋼のタイムリー三塁打、マギー、岡本の2者連続本塁打などで一挙6点を奪い勝ち越しに成功し3位に浮上。ヤクルトは山田が史上66人目、71度目のサイクル安打を達成したが競り負け5位のまま。

 マツダスタジアムで行われる予定だった広島対阪神3連戦は西日本を襲った豪雨災害の甚大な被害を考慮して3試合全てが中止。試合の無かった阪神はDeNA、巨人が勝ったため2位から4位に転落した。

【8日終了時点】
1広島 43勝32敗1分
2阪神 35勝38敗1分 7.0
2DeNA 35勝38敗2分 0
4巨人 37勝41敗1分 0.5
5ヤクルト 34勝39敗1分 0.5
6中日 35勝42敗1分 1.0

【9日終了時点】
→1広島 43勝32敗1分
↑2DeNA 36勝38敗2分 6.5
↑3巨人 38勝41敗1分 0.5
↓4阪神 35勝38敗1分 0
→5ヤクルト 34勝40敗1分 1.5
→6中日 35勝43敗1分 1.0

(Full-Count編集部)

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