乳がんに負けない! 患者支える拠点開所/三沢

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 青森県内の乳がん患者と医療関係者でつくる「ひまわりの会」は8日、結成10周年と、活動拠点「ひまわり館」開所を記念した交流会を同館で開いた。会員や、同館を開設した「あいざわクリニック」(三沢市三沢堀口)のスタッフら約70人が出席し、10年の節目と、患者が親睦を深める新たな空間の誕生を祝った。

 ひまわりの会は、患者数人のグループを前身に2008年4月、会員56人で発足した。現在の会員は、あいざわクリニックに通院する三沢市、十和田市、東北町、おいらせ町、青森市、八戸市、むつ市などに住む105人。勉強会や交流会を開いたり、がんに負けない社会づくりを目指すイベント「リレー・フォー・ライフ」への参加などの活動を行っている。

 ひまわり館は、あいざわクリニックが隣接地を取得して建設。昨年12月に完成し、今年6月18日に開所した。ひまわりの会は従来、同クリニックの一室や公共施設を借りて活動してきたが、今後は、ひまわり館での活動が可能になる。

 8日の交流会で、ひまわりの会の沼澤てる子会長(56)は「(がんの)告知を受けた後は地獄だったが、皆さんが語り合うようになり、こうして10年を迎えた。集まった皆さん一人一人が支え(合い)、活動の場をつくっている。これからもよろしくお願いします」とあいさつ。同会顧問の相沢俊二・あいざわクリニック院長(52)が「以前から集う場がほしいとの声をいただいていた。この場所が発展していくよう願っています」と述べた。

 ひまわり館は月、水、木、金曜の午前9時~午後5時に開館(クリニック休診日、祝日を除く)。会員は自由に利用できる。会員以外の利用は事前予約が必要。問い合わせは同館(電話080-1823-8171)へ。
 

開所した「ひまわり館」
交流会で乾杯する会員たち