出光と昭和シェル、来春統合

創業家の合意取り付け、交渉決着

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出光興産(左)と昭和シェル石油のロゴマーク

 石油元売り2位の出光興産と同4位の昭和シェル石油は10日、2019年4月1日付の経営統合で合意したと発表した。出光が統合に反対していた大株主の創業家から統合への合意を取り付けた。混乱が続いた統合交渉は3年でようやく決着。元売り業界は首位のJXTGホールディングスと出光・昭和シェル連合の2強体制となり、再編が最終段階を迎えた。

 出光と昭和シェルは10日午前の取締役会で、統合を正式に決めた。株式交換を実施する。それぞれ年内に臨時株主総会を開く。株式交換により出光が昭和シェルの親会社となり、昭和シェルや創業家から取締役を受け入れる。

記者会見を終え、握手する昭和シェル石油の亀岡剛社長(左)と出光興産の月岡隆会長=10日午後、東京都千代田区