カーショウが得意のパドレス戦で好投 ドジャース快勝

【ドジャース8-2パドレス】@ペトコ・パーク

ドジャースの大黒柱、クレイトン・カーショウが得意のパドレスを相手に6回2安打無失点の好投。打線は4回表に一挙5得点のビッグイニングを作ってカーショウを援護し、投打が噛み合ったドジャースは8対2で快勝を収めた。この試合が戦列復帰後4度目の先発登板となったカーショウは、復帰後最多となる89球を投げて6イニングをシャットアウト。2013年9月以降、パドレスとの対戦成績は10勝0敗、防御率0.89という凄まじいものになっている。4回表にはヤスマニ・グランダルの先制タイムリー二塁打を皮切りに、クリス・テイラーのタイムリー、アンドリュー・トールズの2点タイムリー二塁打などで一挙5得点。ドジャースが投打にパドレスを圧倒した。

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「今日はリズムに乗って素晴らしいピッチングをしていた。スライダーは今まで見てきたなかで一番良かったんじゃないかな」とカーショウのピッチングを振り返った。「速球のコマンドも良かったと思うし、それほど力を入れずに良いボールを投げていた。オールスター前にもう一度登板機会があるけど、今日はポジティブな材料が多かったね」とロバーツ。指揮官はエースの完全復活が近付いていることを実感しているようだ。また、カーショウはこの試合で通算2000投球回の節目に到達。ドジャースでは1993年のオーレル・ハーシュハイザー以来13人目の快挙となった。

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