フィリーズ対メッツのダブルヘッダーは1勝1敗で終了

第1戦【フィリーズ3-4xメッツ(延長10回)】@シティ・フィールド
第2戦【フィリーズ3-1メッツ】@シティ・フィールド

ナ・リーグ東部地区の首位に立つフィリーズは、メッツとのダブルヘッダーを1勝1敗で終えた。第1戦は1点ビハインドの4回表にフィリーズがマイケル・フランコの11号ソロで同点に追い付き、試合は3対3のまま延長戦に突入。メッツは10回裏の先頭打者としてウィルマー・フローレスを代打で起用し、チャレンジで死球が認められなかった次のボールをフローレスが振り抜くと、打球は左翼ポールに直撃する劇的な8号サヨナラ本塁打となった。メッツ5番手のティム・ピーターソンが2勝目(1敗)をマーク。フィリーズ5番手のビクトル・アラーノは打者1人に投げただけで敗戦投手となった。

第2戦はフィリーズのエース、アーロン・ノラの一人舞台となった。本業のピッチングでは7回105球を投げてメッツ打線にわずか1安打しか許さず、奪三振10、与四球1、無失点という素晴らしいパフォーマンスを披露。そして、チームがわずか2安打に封じられるなか、3四球で得た5回表二死満塁のチャンスでライト線への走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、貴重な先制点をもたらした。フィリーズは2イニング目に突入した2番手のトミー・ハンターが9回裏に1点を失ったものの、最後のピンチをアラーノが抑えて試合終了。リーグ単独トップとなる12勝目(2敗)をマークしたエースの投打にわたる活躍により、ダブルヘッダーの連敗を回避した。

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