MTGがマザーズに上場 終値は7350円 五島出身の松下社長「1兆円企業に」 メルカリに次ぐ時価総額

 電気刺激で筋肉を鍛えるトレーニング機器「シックスパッド」など、健康や美容分野のブランド開発を手掛けるMTG(名古屋市)が10日、東京証券取引所の新興市場マザーズに株式を上場し、終値は公開価格の1株5800円を大きく上回る7350円を付けた。長崎県五島市出身の松下剛社長(47)は「各ブランドのグローバル展開や新しい領域への展開を進め、次の代にバトンを渡すまでに最低でも1兆円企業に育てたい」と目標を語った。
 同社は、サッカーのスター選手クリスティアノ・ロナルドを広告に起用したシックスパッドや、美容ローラー「リファ」、歌手のマドンナと共同開発したスキンケアブランド「MDNAスキン」などの有力ブランドを相次ぎ生み出し急成長。リファは累計700万本売れ、シックスパッド販売も100万台を超えた。
 今後もシックスパッドと筋肉トレーニングを組み合わせたスポーツジムの運営やインターネット販売の充実などを図る。
 終値で計算した時価総額は約2840億円となり、マザーズ市場の今年の新規上場では、フリマアプリ運営メルカリの6164億円に次ぐ規模となった。初値から7050円を付け、その後も成長への期待から高値で取引された。
 会見で松下社長は、海外で今、日本企業の存在感が弱まっていることを指摘しながら、上場で調達した資金でさらなる海外展開や新ブランドの研究開発に力を入れることを強調。「われわれベンチャーでも日本発のブランドをつくって世界で戦えることを株主の皆さまに証明していきたい」と話した。
 同社によると、2017年9月期連結決算の売上高は約453億円、純利益は43億円。松下社長が1996年に前身企業を設立し、05年にMTGに社名を変更した。

マザーズ上場後、会見で抱負を述べるMTGの松下社長=東京証券取引所

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