長崎市の田上富久市長は10日の定例会見で、与党が九州新幹線長崎ルートの新鳥栖-武雄温泉をミニ方式かフル規格での整備を検討していることについて「長期的なメリットを考えると、ミニという結論になることはないと思う」との認識を示し、改めてフル規格の実現に期待した。
市長は、フルは時間短縮効果と快適性に優れ、交流人口拡大に寄与するとして「将来の財産になる」と指摘。「国には実現のための方策を示してほしい」と語った。与党検討委の山本幸三委員長は7月末をめどにミニかフルか結論を出したいとしている。
フル規格に期待 長崎ルートで市長
- Published
- 2018/07/11 10:14 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 16:05 (JST)
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