スワイハートの一打から一挙5得点 Rソックス逆転勝利

【レンジャーズ4-8レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

レッドソックスは1点ビハインドの3回裏に一挙5得点のビッグイニングを作り、逆転勝利を収めた。3回裏のレッドソックスは一死からブレイク・スワイハートが二塁打を放ってチャンスを作り、ジャッキー・ブラッドリーJr.のタイムリー二塁打でまず同点。二死後にアンドリュー・ベニンテンディのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功し、さらに一、三塁からミッチ・モアランドのタイムリーとザンダー・ボガーツの2点タイムリー三塁打で5得点のビッグイニングが完成した。7回表に4番手として登板し、三者連続三振を奪ったマット・バーンズが3勝目(2敗)。レンジャーズは先発のヨバニ・ガヤードが5回6失点と大誤算だった。

なかなか出場機会に恵まれず、移籍を希望しているとの報道も出ていたスワイハートが今季3度目となるマルチ安打の活躍でチームの勝利に貢献した。「8番・捕手」で先発出場したスワイハートは、3回裏の第1打席でビッグイニングの口火を切る右中間へのエンタイトル二塁打。6回裏の第4打席でも二塁への内野安打を放ち、いずれも後続のタイムリーで生還して2安打2得点をマークした。スワイハートは途中出場となった過去2試合でもヒットを放っており、これで今季最長の3試合連続安打。打率もおよそ3ヶ月ぶりに2割台(.200)に乗った。正捕手であるクリスチャン・バスケスの故障離脱はチームにとって痛手だが、スワイハートにとっては大きなチャンス。元有望株の意地に期待したいところだ。

© MLB Advanced Media, LP.