【MLB】大谷翔平、第3打席で快足飛ばし名手の悪送球誘う 自打球の影響感じさせず

「6番・DH」で先発出場しているエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

マリナーズ先発のリークとは過去2度の対戦で4打数3安打

 エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地でのマリナーズ戦に「6番・DH」でスタメン出場した。2打席無安打で迎えた第3打席で快足を飛ばして相手の失策を誘って出塁し、後続の適時打で一気に本塁へと生還した。

 3点を先制されて迎えた初回、1点を返し、なおも2死一、二塁のチャンスでの第1打席はフルカウントの末に四球を選んだ大谷。エンゼルスは2回にシモンズの適時内野安打などで2点を挙げて同点に追いつくと、3回の先頭打者として大谷の第2打席が巡ってきた。

 初球をファウル、2球目はボール。そうして迎えた3球目を引っ掛けると、打球は一、二塁間に寄っていた二塁手の正面を突くゴロに終わった。

 エンゼルスは4回にシモンズの適時打、プホルスの2ランで勝ち越しに成功し、大谷が第3打席に。2球連続でファウルとすると、3球目はボール。4球目もファウルと粘ると、5球目を引っ掛けた打球は二、遊間へのゴロに。快足を飛ばして一塁へダッシュすると、二塁のゴードンがたまらず悪送球。相手のエラーを誘って出塁して二塁まで進むと、キンズラーの左前適時打で一気に本塁へと生還した。

 7日(同8日)のドジャース戦で右膝に自打球を当てていた大谷。その影響で8日(同9日)の同戦ではスタメンから外れたが、2試合ぶりのスタメンで、自打球の影響を感じさせない全力疾走を見せた。

(Full-Count編集部)

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