マラドーナ氏、欧州強豪国の移民選手の多さを指摘!「酷いものとなっている」

ロシアまで母国アルゼンチン代表の応援に駆けつけたマラドーナ氏 photo/Getty Images

ロシアW杯のベスト4へコマを進めたのは、全て欧州の代表チームだった。ただ、彼らの強さは本物なのか。アルゼンチンのレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏が、とあることについて指摘している。

スペイン『MARCA』などによると、インタビューに応じたマラドーナ氏は欧州各国代表のチーム構成を疑問視しているようで、アフリカにルーツを持つ選手の多さについて言及。「彼ら(移民の人々)が、本来居なかった他の世界へ飛び込むことはよく知られている。ただ現在、移民の割合が最も高いW杯になっているんじゃないかな」と述べている。

さらにサッカー界の周りに蔓延る「マフィア」の存在について明かした上で「欧州諸国では、アフリカの選手たちの国籍を奪う奴らがいる。若い人たちに、執拗にこの決断を迫るんだ。トライする機会を求めたり、1日4食を食べたいと思ったり……。そんなことを思っている選手の取引が、数々の強豪国でも信じられないようなレベルで行われており、酷いものとなっている」と語った。

今大会のベスト4へ進出したイングランド代表とベルギー代表は、登録メンバーのうち約半分が外国にルーツを、フランス代表にいたっては、23名のうち過半数がアフリカにルーツを持つという。移民問題は世界中で多くの議論がなされているが、欧州では特に問題視されている。今後、サッカー界でも様々な影響が表れるかもしれない。

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