ストローマンがブレーブス相手に7回1失点で今季2勝目 

【ブルージェイズ6-2ブレーブス】@サントラスト・パーク

試合開始前の時点で防御率6.50と大乱調のシーズンを過ごしていたマーカス・ストローマン(ブルージェイズ)が、ナ・リーグ東部地区で首位争いを繰り広げるブレーブスを相手に7回1失点の好投を披露。今季のベストピッチングと言っても過言ではない快投で今季2勝目(6敗)をマークした。ブルージェイズは1対1の同点で迎えた8回表にラッセル・マーティン、ケビン・ピラー、アレドミス・ディアス、デボン・トラビスの4連続タイムリーで5点を勝ち越し。敗れたブレーブスは、日本時間6月12日以来およそ1ヶ月ぶりに地区首位の座から陥落した。

ブルージェイズのジョン・ギボンズ監督は「序盤に何本かヒットが出たけど、そのあとはなかなか打てなかった。でも、最終的には勝負強さを発揮して良い打撃をしてくれたね」と8回表に5点を勝ち越した打線の働きを称えた。ブルージェイズは3回までにジャスティン・スモークの13号先制ソロを含む3安打を放ったものの、4回からは4イニング連続で無安打。6回裏にはカート・スズキのタイムリーで同点に追い付かれ、重苦しい雰囲気となりつつあったが、8回表は相手のエラーをきっかけにチャンスを作り、一気に畳みかけた。好投したストローマンは「今日はカッターがとても良い感じだった。カッターとシンカーをしっかり投げることができている日は良いピッチングができるんだよ」と自身のピッチングに手応えを感じた様子で話していた。

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