オリックス勝利で楽天除く5チームが勝率5割ターン…混パ11日はこうなった

11日、ロッテに勝利し笑顔の西武・辻監督(右)【写真:荒川祐史】

勝率4毛差に3チームがひしめく

 手に汗握る大混戦が続く今季プロ野球。パ・リーグでは、圧倒的な最下位に沈む楽天を除く5チームが熱戦を展開しており、11日にも順位が大きく変化した。

 オリックスは、この日1軍登録されたばかりの杉本裕太郎が、今季2打席目で値千金グランドスラムを放ち、エース右腕の金子千尋を盛り立てた。打線が機能したオリックスは楽天に8-3と快勝し、貯金を2に増やした。オリックスは前日の5位からソフトバンクに並ぶ3位に浮上した。

 西武は、長嶋茂雄氏の記録を抜き、入団から221試合連続フルイニング出場を果たした源田壮亮が5打数5安打と大当たり。9回にカスティーヨが2点を失い、ヒヤッとさせたが、8-4でロッテに逃げ切り勝ちした。西武はガッチリ首位をキープ。一方のロッテは3位のソフトバンクとオリックスを勝率4毛差で追いかける5位に転落した。

 この日を終え、パ・リーグは楽天を除く5球団が勝率5割以上でシーズンを折り返すことになった。

【10日終了時点】
1西武 45勝31敗1分
2日本ハム 44勝34敗1分 2.0
3ロッテ 40勝37敗2分 3.5
4ソフトバンク 39勝37敗0分 0.5
5オリックス 38勝37敗4分 0.5
6楽天 29勝48敗1分 10.0

【11日終了時点】
→1西武 46勝31敗1分
→2日本ハム 44勝34敗1分 2.5
↑3ソフトバンク 39勝37敗0分 4.0
↑3オリックス 39勝37敗4分 0
↓5ロッテ 40勝38敗2分 0
→6楽天 29勝49敗1分 11.0

(Full-Count編集部)

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