大エースだったクリスティアーノ・ロナウドがユヴェントスへと移籍したレアル・マドリー。
ここでは、『sportskeeda』による「レアルをアンストッパブルにしうる3人のW杯スター」を見てみよう。
ティボー・クルトワ(ベルギー代表GK)
この1年間ほどレアル・マドリーのレーダー上にいるクルトワ。
残り1年となった契約状況、そしてチェルシーのピッチ内外のごたごたによって、この夏も目が離せない移籍状況になっている。
このベルギー人ショットストッパーは、チェルシーでの最後の1年に臨むところで、クラブとの契約延長にはいまだにサインしていない。また、ワールドカップ後に今後についての選択肢を勘案するだろうとも述べている。
レアルによるダビド・デ・ヘア獲得の可能性は次第に減少しているように見えるうえ、今大会でのパフォーマンスではクルトワがデ・ヘアをはるかに凌駕している。それによって、レアルは素早い対応を迫られるはずだ。
クルトワ以外でいえば、ローマのブラジル代表GKアリソンも補強候補に挙げられており、ケイロル・ナバスの代役探しは本格化しつつあるのかもしれない。
ハリー・ケイン(イングランド代表FW)
スリーライオンズのキャプテンを務めるケインは今大会で印象的なプレーを見せており、得点ランクでもトップに立っている。
昨季は全コンペティションで41ゴールを叩き出す素晴らしいシーズンを送ったことで、ロシアに向かう前からトッテナムからの移籍が噂されていた。
ワールドカップでのパフォーマンスを見れば、ケインは現在世界最高のストライカーのひとりであることは確かだ。たとえ世界No.1でないとしても。
もし彼が初のワールドカップ出場で得点王になれば、スパーズとしては慰留するのが難しくなるだろう。
ケインはクリスティアーノ・ロナウドやハメス・ロドリゲスと同じ足跡を辿ると予想されている。
ネイマール(ブラジル代表FW)
昨年起きたネイマールのPSG移籍は、将来的なレアル・マドリー入りへの“迂回”だと考える者は少なくなかった。
そして、この珍説が実現する可能性が出てきた。近いうちに決断を下すとされているネイマールに対して、レアルが大胆なオファーを企んでいると伝えられているのだ。
彼のワールドカップの夢は準々決勝で散った。だが、ネイマールの新たな章はこの数週間のうちに幕開けするかもしれない。
それを我々は待たなくてはいけない。スペイン復帰を決めるのか、それともリーグアン王者に残留するのかを。
彼はクリスティアーノ・ロナウドの後継者になりうるような存在だ。そうなれば、史上最も物議を醸す移籍として歴史に残るであろう。