W杯優勝のジンクス 世界一になるのはペルー代表と対戦したフランス代表か? 

グループリーグでペルー代表と対戦したフランス代表。1-0で勝利している photo/Getty Images

「自国の監督が率いたチームしか優勝したことがない」や「コンフェデレーションズ杯の優勝国はW杯で優勝できない」など、W杯には様々なジンクスが存在する。今大会のカギを握るのは「ペルー代表」かもしれない。

1982年以来36年ぶりに、5度目のW杯出場を果たしたペルー代表。過去4度出場したW杯全てで、その大会の優勝国と対戦しているのだ。初出場の1930年大会ではグループリーグでウルグアイ代表と、2度目の1970年大会では決勝トーナメントの準々決勝でブラジル代表と、3度目の1978年大会では2次リーグでアルゼンチン代表と、4度目の1982年大会では1次リーグでイタリア代表と相見えている。

今大会でペルー代表と対戦しているのはそう、フランス代表だ。グループリーグでペルー代表を退けたフランス代表は、現地時間10日に行われた準決勝でも、ベルギー代表を相手に51分に均衡を破ると、この1点を最後までしっかりと守りきり、12年ぶりの決勝進出を決めた。

指揮官がフランス人のデシャン監督が務めているため、先のジンクスにも当てはまるフランス代表。果たしてこれらのジンクス通りに世界一を勝ち取ることができるのか。

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