JFEスチール京浜地区、自家発電更新で主要設備の据付本格化

 JFEスチールは東日本製鉄所京浜地区(川崎市)で進めている自家発電設備の更新工事で、主要設備となるタービンなど機械設備の据付工事を近く本格化させる。2019年春からの試運転を経て同11月の本稼働を目指す。

 更新中の設備は同地区構内にある「JFE扇島火力発電所」の1号機。16年10月から工事を進めており、これまでに基礎・建屋工事をほぼ終えた。新設備は、発電効率の高い最新のガスタービンコンバインドサイクル式(GTCC)とし、省エネを通じてコスト削減などを図る。

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