インディアンス打線爆発 19安打19得点の猛攻で大勝

【レッズ4-19インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

前日の試合で大逆転負けを喫し、被スイープの危機に立たされたインディアンスだったが、3連戦の最終戦ではその鬱憤を晴らすかのように打線が爆発。3回裏に9点、4回裏に6点を奪うなど、4本塁打を含む19安打19得点の猛攻で大勝し、被スイープを回避した。インディアンスは初回にホゼ・ラミレスの26号2ランで先制。3回裏にはラミレスの27号3ランなどで9点を追加し、4回裏にはジェイソン・キプニスに9号2ラン、フランシスコ・リンドーアに25号3ランが飛び出してリードを17点に広げた。先発のカルロス・カラスコは試合の行方がほぼ決したこともあり5回83球1失点で降板。4年連続の2ケタ勝利となる10勝目(5敗)をマークした。

この試合でリンドーアが今季25号本塁打を放ち、リンドーアとラミレスはメジャー史上初となる「前半戦のうちに25本塁打以上を放った25歳以下のチームメイト・コンビ」となった。また、リンドーアの25本塁打は遊撃手の前半戦の本塁打数としてはアレックス・ロドリゲス(2002年)の27本、アーニー・バンクス(1960年)の26本に次ぐメジャー史上3位タイの数字。インディアンスの二遊間コンビは歴史に残る活躍を続けているのである。「今日は素晴らしい試合だったね」と大勝を振り返ったリンドーア。「今日は各打者が自身を持って打席に入っていた。ほぼ全員がヒットを打ったね」と笑顔で話していた。

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