フランス代表FWキリアム・ムバッペにとってパリ・サンジェルマンでチームメイトのネイマールは、目指すべき兄貴的存在のようなところがあった。クラブも常にネイマールを第一に優先しており、ムバッペはまだブレイクしたての若手といった立ち位置だ。ネイマールの後継者と見ていたサポーターも多いはず。
しかし、その評価は今回のロシアワールドカップで変わったのかもしれない。スペイン『MARCA』はレアル・マドリードのサポーターに、退団したクリスティアーノ・ロナウドの後釜に誰が欲しいかアンケートを取ったのだが、その結果ムバッペが圧勝したのだ。
アンケートではハリー・ケインが10%、ネイマールは14%、エデン・アザールが15%、ムバッペは54%もの票を獲得している。ネイマールはアザールより下となり、レアルサポーターの評価は思ったほど高くない。
ムバッペはワールドカップで新時代のスターと扱われるようになったが、ネイマールを超えてしまったのか。ネイマールはリオネル・メッシ、ロナウドに次ぐ3番手のように見られていたが、この構図が変わってきているのかもしれない。
