銅像もV・ファーレン長崎を応援! 諫早農高生がコスチューム製作 4ヵ所17体、のぼり再利用

 法被やシャツ、ワンピース、帽子-。18日のサッカーJ1再開に合わせ、長崎県諫早市の県立諫早農業高生活科学科3年の13人が、V・ファーレン長崎の応援のぼりを再利用したコスチュームを製作した。12日、市中心部4カ所の銅像17体を彩り、地元から応援の機運を盛り上げていく。
 市のV長崎ホームタウン事業。銅像は約30年前、文化振興策の一環で、地元彫刻家らが郷土芸能や子どもを題材に制作。本明川に架かる橋などに設置された。
 永昌東町の四面橋交差点そばには、諫早に伝わる浮立(ふりゅう)と皿踊りを踊る銅像2体がある。山口美弥さん(17)らが高さ約1・5メートルの像に法被を着せ、「みんなでV長崎を応援してほしい」と笑顔を見せた。
 生徒たちは約1カ月前から、各像の大きさを採寸して回り、それぞれの型紙を作製。のぼり14本分を使い、大小さまざまの各像のイメージに合わせて仕上げた。V長崎のマスコットキャラクター「ヴィヴィくん」が分かるように工夫して仕立てた。今後、ホームゲームに合わせて着用させる。

応援のぼりで作った法被を銅像に着用させた諫早農業高生たち=諫早市永昌東町

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