長崎の良さを中国に拡散 県公式SNS運用をオーエス社が受託 インバウンド拡大へ

 インバウンド(訪日外国人客)誘致事業を展開するオーエス(東京)は12日、長崎県の中国向けPR業務を受託した、と発表した。県の公式SNS(会員制交流サイト)の運用管理を担い、より効果的な情報発信を目指す。
 同社は日本美容専門情報サイトを運営し、中国から日本への体験送客サービスを提供している。今回新たに地方自治体の中国向けSNSマーケティング代行に乗り出した。
 同社によると、中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」の県公式アカウントの運用を代行し、既にデザインをリニューアルした。今後は、中国で試聴できない県内自治体や各種団体などの「ユーチューブ」用動画を中国語の翻訳や字幕も使うなどして再編集し発信する。新たな投稿コンテンツも作成し、ユーザーの反応を検証する。
 このほか、長崎訪問経験のある中国人に好きな長崎の写真を投稿してもらうキャンペーンも計画。同社は「中国人目線の長崎の良さを、中国人に拡散しアピールしたい」としている。

リニューアルした中国向け県の公式SNS

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