筑豊の家屋被害833件 熊ケ畑小校舎に土砂流入 嘉麻市、夏休みを10日前倒し [福岡県]

西日本豪雨は13日で1週間となる。筑豊地区の家屋被害は12日午後3時現在、833件。飯塚市と川崎町では、「自宅が被災して、帰れない」と公共施設に避難している住民もいる。嘉麻市の小学校、川崎町の観光名所が被災するなど豪雨の傷痕が残る。

嘉麻市立熊ケ畑小(柴田英生校長、20人)は6日の豪雨で裏山が崩れ、校舎1階のトイレに土砂が流れ込み、1、2年生の複式学級の壁が壊れた。9、10日は臨時休校。21日からの予定を前倒し、11日から夏休みに入った。20日に学校近くの公民館で全校児童に通知表を配る。

同市教育委員会は11日、学校関係者と会議を開き、始業式は8月20日とし、2学期と3学期は約3・3キロ離れた上山田小の空き教室を使って授業をすることを決めた。

市教委によると、熊ケ畑小の土砂撤去やのり面の補修は現時点でめどが立っていないという。今月4日からは校舎の大規模改修工事を実施していたが、現在は中断。再開時期は決まっておらず、当初予定していた10月中旬完成から遅れる見通し。

2人の子どもが同小に通う自営業の男性(38)は「共働きのため、夏休みが早まると子どもの預け先に困る。保護者や学校、市教委が一丸となって課題に対応したい」と話す。柴田校長は「子どもたちの新たな学校生活が心配。子どもたちのためにできることを探りたい」と語った。

=2018/07/13付 西日本新聞朝刊=

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