西日本豪雨1週間 兵庫県内の住宅被害673棟、土砂崩れ379カ所

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 平成最悪の被害をもたらした西日本豪雨は、最初の大雨特別警報が発令されてから13日で1週間となる。兵庫県内でも日を追うごとに新たな被害が判明し、これまでに確認された住宅被害は673棟、土砂崩れは379カ所に上る。道路網への影響も残り、高速道路を含め計35カ所で通行規制が続いている。(田中陽一、篠原拓真)

 県によると、住宅被害は23市町で確認され、全壊5棟▽半壊5棟▽一部損壊22棟▽床上浸水100棟▽床下浸水541棟。浸水被害は丹波市(187棟)や豊岡市(87棟)で目立った。

 土砂崩れも29市町と広範囲で発生し、うち12市町では10カ所を超えた。最多は神戸市の109カ所となっている。阪神間は比較的少なかった。

 5~7日の3日間雨量は多くの市町で300ミリを超え、芦屋市奥池南町の715ミリを最高に少なくとも6市町で500ミリを上回った。河川では16河川の20カ所で一時、水位が氾濫危険水位を突破した。三木市の美嚢川や宍粟市の揖保川、上郡町の千種川など、危険な状態が3時間以上続いた河川もあった。

 県内の高速道路などでは、新名神高速道路や中国自動車道など21路線が雨量規制や土砂崩れで通行止めになった。12日夕時点も六甲北有料道路・神戸三田インターチェンジ(IC)-長尾ランプ間の上下線や、播但連絡道路・神崎南IC-生野北IC間の下り線(北行き)など、3カ所は解除されていない。県道は同じ時点で宍粟市や三木市などで計27本が全面通行禁止、5本が片側通行となっている。