【私鉄に乗ろう 61】平成筑豊鉄道伊田線 その2

1.1kmで南直方御殿口駅。直方行とすれ違います。すぐ隣にJR筑豊本線が通っていますが駅はありません。

駅名標。2001年(平成13年)開業の駅です。駅の所在地は直方市大字直方ですが、何故御殿口?

ようやく筑豊本線と離れてゆきます。

九州で2番目に長い遠賀川を渡ります。

しかし鉄橋には「嘉麻川橋りょう」と書かれています。遠賀川は、明治時代前半は直方川と呼ばれていたとのこと。そして明治20年の地図には嘉麻川と記載されているそうです。この橋梁は明治26年(下り)明治42年(上り)が架橋されています。

「あかぢ」の予告票。

1.3kmであかぢ駅。

駅名標。隣の南直方御殿口駅が2001年に開業する以前からの駅名標なのか修正した跡があります

駅の所在地は赤地ですが、伊田線に赤池駅があって漢字だと間違えやすいので平仮名表記で「あかじ」とされましたが「赤字」を連想させるので2001年(平成13年)「あかぢ」に改められています。ローマ字表記は”AKADI”が正しいのでは?

1.2kmで藤棚(ふじたな)駅。

駅名標。駅の所在地は直方市大字下境ですが、藤棚の起源が分かりません。1990年(平成2年)平成筑豊鉄道に転換してからの開業。

では、次回【私鉄に乗ろう 61】平成筑豊鉄道伊田線 その3 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)

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