関西電炉、夏季休業日程決まる 製鋼部門は延べ111日間

 関西地区電炉メーカーの工場別夏季休業日がまとまった。

 関西地区11社14工場のうち、6月中に定期修理を実施したヤマトスチールと岸和田製鋼を除く9社12工場の7月中旬から9月中旬にかけての合計休業日は、製鋼が延べ111日、圧延が同90日になる。

 製鋼では、中山鋼業がスクラップ予熱装置の新設に伴い7月16日から8月31日までの46日間休止するほか、JFE条鋼・姫路と大阪製鉄・堺が11日間、合同製鉄・大阪が10日間など夏季定期修理で休止する。J条・姫路は9月にも5日間休止する。

 圧延では、新関西製鉄・星田が11日間、大鉄・堺と子会社の平鋼メーカー、日本スチールが各10日間、合同・大阪の形鋼圧延が9日間など休止する。

 関西メーカーの他地区事業所では、共英製鋼・名古屋が製鋼・圧延ともに12日間、同じく共英・山口が製鋼・圧延ともに11日間、大鉄・西日本熊本が製鋼・圧延10日間など休止する。

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