茨城国体リハーサル大会 神栖でカヌー競技、市民ボランティアら支援

進行や運営確認

力強いパドリングで大会を盛り上げた宮永翔平選手=8日、神栖市溝口、菊地克仁撮影

来年秋の茨城国体に向け、カヌー競技(カヌースプリント)のリハーサル大会「第73回国体関東ブロック大会」と「関東カヌースプリント選手権」が8日、神栖市溝口の神之池特設競技場で開かれ、大会スタッフが競技進行や会場運営などを確認した。

カヌースプリントは、流れのない水面に設けた直線コース(500メートルと200メートル、幅9メートル)で、パドルを使って専用艇をこぎ進め、着順を争う。座って両端にブレードがついたパドルで交互にこぐ「カヤック」と、立て膝姿勢で片端にブレードがついたパドルで艇の片側だけをこぐ「カナディアン」の2部門がある。

大会はそれぞれ県内外から約120人の選手が出場。スタートの合図で選手が一斉にこぎ出すと、観覧席からは「ゴーゴー」「ファイト」と声援が飛び交った。

今年の福井国体出場を懸けた関東地区予選のブロック大会では、茨城県の仲野茉祐=鹿島高1年、鬼沢省伍=那珂湊高3年、宮永翔平=県競技力向上対策本部=の3選手が出場を決めたほか、カヌースプリント選手権の成年男子カナディアンシングルで茨城県の岡部浩明選手=大洗町役場=が1位に輝いた。

地元・かみすスポーツクラブカヌースプリントチームに所属する仲野選手は、少年女子カヤックシングルの4位通過で福井国体の出場権を獲得。「ベストを尽くし、茨城国体にもつなげたい」と意気込んだ。家族と観戦した同市小学6年の辻栞那(かんな)さん(12)は「迫力があって面白い。カヌーをやってみたい」と笑顔を見せた。

競技団体とともに市職員や実行委員らが大会運営に取り組み、競技補助員の地元高校生や市民ボランティアら約60人も大会をサポート。式典の補助員を務めた県立波崎高1年、水口遥さん(16)は「緊張せずできた。45年ぶりの茨城国体を盛り上げるため、積極的にサポートしていきたい」と語った。

会場には、市内の小中学生が制作した各都道府県の応援のぼり旗が設置されたほか、市特産品のピーマンやイワシを使った一口サイズの揚げ物「いわしピーマンボール」が振る舞われ、選手や来場者が舌鼓を打っていた。(関口沙弥加)

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