佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)でレッサーパンダの赤ちゃんが誕生した。9月中旬の公開を目指し、健やかな成長を願っている。
森きららは繁殖に向け、1月から雄のレン(11歳)と雌のミカン(6歳)を一緒に過ごさせていた。5月に妊娠を確認。6月28日に産んだ。ミカンは2014年7月に双子を産んでおり、3匹目。
ミカンと赤ちゃんは現在、バックヤードの巣箱で生活している。育児放棄などのリスクを避けるため、飼育員もカメラのモニターで観察。ミカンが赤ちゃんにおっぱいを飲ませたり、体をなめたりするなど、子育てしている様子を確認できたという。健康チェックを7月下旬に予定しており、性別や大きさを調べる。
担当飼育員の村山友美さん(33)は「順調に育っており、うれしい。ファンができるような存在になってほしい」と笑顔。公開後に愛称を募集することも検討している。
レッサーパンダの赤ちゃん誕生 すくすく成長中 9月公開へ 森きらら
- Published
- 2018/07/13 16:00 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 16:08 (JST)
© 株式会社長崎新聞社