JLOC 2018スーパーGT第4戦タイ レースレポート

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公式予選

日付:2018年6月30日(土)
天候:晴一時雨
予選結果:87号車 9位、88号車 – 位
観客動員数 : 9,417人

不安定な天候も、チームとして冷静な判断で予選をクリア

昨年のタイラウンドから異なった季節での開催となったレース。天候に関しては昨年と同じく晴天が基本となるも、午後からスコールとなるコンディションが搬入日から続く。

午前中の公式練習、トラブル無しで順調に周回を重ねセッションを終えた。

午後の予選時刻になると、前日と同じくスコールが到来。路面が刻一刻と乾いていくコンディションにおいて冷静に判断を進め、2台ともにQ2へ進出。88号車は暫定ポールポジション獲得となったが、吸気系に意図せぬ規約違反があり予選タイム抹消。ペースは良いので明日の決勝に向けて戦略を練る予選日となった。

87号車 エンジニアSeiji Hirai コメント

公式練習、走行開始からマシンバランスが良く、レースで使用する予定のタイヤで連続走行を行い、タイヤに対する理解を高めた。

予選Q1は佐藤選手がアタック。直前の雨にタイヤ選択を悩むが、ミディアムコンパウンドでの連続周回でタイムを出す作戦に決定。終盤タイヤがタレてタイムアップ出来なかったが、9番手でQ1を突破。Q2は元嶋選手が担当。ドライコンディションでの予選となり、路面コンディションが予想より少し異なってしまいオーバーステアに悩まされ11番手で予選終了。前車のペナルティにより、明日は9番手からスタートとなった。

87号車 Kimiya Sato コメント

Q1を担当、車の感触はウェットの中で良く、セッション開始からチェッカーまでプッシュし続けてタイムを出すことができ、セッション終盤まで3番手あたりにいることが出来た。終盤にかけて途中でタイヤ交換をした車両に抜かれてしまったが、9番手で今季初のQ1を突破できて嬉しい。

87号車 Yuya Motojima コメント

佐藤選手の素晴らしいアタックと、チームの的確なタイヤ選択により、今シーズン初のQ1を突破した。Q2を担当し、一発の速さが出にくい状況だったがアタックを繰り返してもタイムは安定していて、決勝は上位を狙えそうな感触。

88号車 エンジニアMasafumi Katsumata コメント

Q1は平峰選手担当突然の雨で難しいコンディションの中、2セットの異なるWetタイヤで2回アタック、見事8位でQ1突破。続くQ2はアンドレア選手が担当、GT500のQ1で路面が乾きドライ路面、圧巻の走りでトップタイムをたたき出しポールポジション獲得だったが、予選後の車検で不合格となり最後尾スタートとなった。

ドライバーが頑張って出したタイムを無にするようなことをして申し訳なく思います。その他の方々にも多大なご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。

88号車 Kazuki Hiramine コメント

ポールポジションを獲得したと思ったら、誰もが驚いた失格処分。88号車にとって非常に苦しい時間だった。しかし、下を向いている時間は無く。決勝に向けてのストラテジーを考えなくてはならない。決勝は22番手からのスタート。

決勝レース

日付:2018年7月1日(日)
天候:晴
決勝結果:87号車 5位、88号車 6位
観客動員数 : 20,219 人

タフなコンディションの中、チーム力を出し切った決勝レース

昨日とは異なり、ドライコンディション予想で始まった日曜日、朝からかなり強い日差しが降り注ぎ、高温で厳しい状況の決勝が始まる。

スタート後、87号車は状況を注視しつつ順調にポジションを上げていく展開に、その後ろからは88号車アンドレア選手が素晴らしいペースで挽回する走行を見せ、レース中盤を過ぎる頃にはランボルギーニがワンツーとなる状況となり後半へ期待を持たせる展開に。

ピットアウトを終えた後の最終ポジションは、2台チーム協力によるレース・タイヤ状況の分析と戦略も機能し、87号車5位、88号車6位と嬉しい今期初2台同時入賞でレースを終えた。

87号車 エンジニアSeiji Hirai コメント

サファリ・ウォームアップにてレースに対しての確認作業を行い、車高を小変更する。

決勝レースのスタートは元嶋選手。車両の特性上フルタンクの状態が厳しいので、慎重にタイヤをセーブしながらの走行。車のバランスも良く、タイヤの状況も悪くないことから無交換作戦を選択。38周目にピットインし佐藤選手に交代。佐藤選手も力強い走りでポジションを守り、最終的に5位でチェッカー。

今回は走り出しからバランスも良く、タイヤも安定していた。ドライバー・メカニックも含めて全員がミス無く仕事を行い取れた結果だと思う。次回もこの流れでレースを戦い、さらに上位を目指したい。

87号車 Kimiya Sato コメント

元嶋選手がスタートからポジションをキープしながらタイヤをうまくコントロールしてくれ、担当した後半スティントをタイヤ無交換で粘り強く戦うことができて5番手でフィニッシュ。今季初ポイントを上げることが出来た。次戦富士に向けてもまたいい戦いができるようにベストを尽くして行きたいです。

87号車 Yuya Motojima コメント

今回スタートを担当。今回結果を残すために一番大切なのはタイヤマネージメントと分かっていたので、無理なブロック、プッシュを避けて走った。ピットインの数周前にピットから「プッシュ」の指示が出て頑張った。佐藤選手へドライバーチェンジ後、上位にいたので驚いた。今回のレースは佐藤選手がタイヤ無交換にも関わらず速いペースで走り、チームの戦略も完璧だったおかげでポイントを獲得が出来た。次の富士はランボルギーニとヨコハマタイヤの長所を活かして、上位進出できる自信がある。

88号車 エンジニアMasafumi Katsumata コメント

スタートはアンドレア選手、前日の予選裁定により22番手からのスタート。オープニングラップから激しいパッシングで次々と順位を上げていき、流石ワークスドライバーといった感じだった。

マネパ ランボルギーニ GT3

ペースも良くSCも入らなかったので引っ張り、アンドレア選手からの無線でタイヤの状況を聞き、監督と協議の結果36周目にピットイン。タイヤ交換無しの作戦に決定、後は平峰選手の頑張りにかけた。

平峰選手の頑張りもあり、6位と目標のポイントを獲得。後半戦に向けて貴重な得点を追加出来た。

88号車 Andrea Caldarelli コメント

1年ぶりのSuperGT、そしてタイラウンド、とても嬉しく興奮するレース週末。ランボルギーニのワークスドライバーとしてJLOCから参戦することがとても誇りに感じた。予選タイム抹消となった土曜日から6位までポジションを上げられたことに対し、チームに対してとても感謝している。

88号車 Kazuki Hiramine コメント

スタートを担当した、アンドレア選手。スタートしてから、どんどんポジションを上げてくれた。素晴らしい追い上げだった。自身では、タイヤ無交換作戦を担当。アンドレア選手が追い上げて来た分、かなり摩耗が進んでいましたが、とにかく6番手をキープしポイントを獲得出来た。

22番手からスタートし、6位でフィニッシュ。やはり、僕らにはスピードがあった。それだけに、何か悔しい所もある。しかし、最後までベストを尽くしてくれたチームそしてアンドレア選手に感謝です。応援有難う御座いました。

監督コメント

暑い戦いのブリーラム、予想より涼しい感じだがお約束の夕方近くにはスコール!

初めての経験をレース後の日曜日のディナーの時に! 突然の停電と豪雨! ロウソクの火で食事なかなか良かった!

さて、今回のラウンド4は新たにランボからの協力にて、アンドレアカルダレッリさんが88号車の乗車!チーム全体に以前とは違う緊張感が感じられた!

何時ものフリー走行でタイヤの感触を確かめ予選へ!

87佐藤選手88平峰選手 両車とも ハーフウエット状態ながらQ1シングル通過

Q2 87元嶋選手 88カルダレッリ選手 87シングル 88ポールポジション やった! 
残念!再車検にて88失格!

これは、本当にdriver スポンサー様に申し訳御座いません! 私が予選前にエンジンストップテストを指示すれば問題に気づいた!

チーフメカさんもマサカ! GTレースでは取り付けていないバキュームセンサーの小さな穴!エンジンパワーには全く影響ないところ!

ゴム栓がしてなかった! 残念で仕方がない! 救いはカルダレッリ選手が一言!問題ない!明日はビリから一番になる!

決勝は、本当にチームの力が付いてきたのかな? 87号5位88号6位

タラネバは有りませんが、もしポールだったら本当にもっと両車とも展開が変わっていたと思います。

次選を含め、あきらめる事無く、最終戦までドキドキの戦いをしてまいります。

関係者の方々にご支援を頂き、有難う御座います。 次戦頑張ります!