新シーズンの指揮官が不透明となっているチェルシーだが、アントニオ・コンテ監督の解任は確実なようだ。同クラブに所属する元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが、SNSを通して指揮官へ感謝の意などを綴っている。
2016年夏に前シーズン不振に陥ったチェルシーの指揮を託されたコンテ監督。就任1年目からチームをプレミアリーグ優勝へ導き、クラブを見事立て直して見せた。しかし、王者として挑んだ2017-18シーズンは思うような結果を残せず、チャンピオンズリーグの出場権を取りこぼす5位フィニッシュ。シーズン半ばから指揮官交代の噂が絶えなかった。
元ナポリのマウリツィオ・サッリ監督の就任などが噂される中、13日に自身の公式Twitterを更新したセスク。「ありがとう、ミステル(監督の意)。プレミアリーグやFA杯を獲得できた。最初のころは、僕にとってあなたを認めさせることは簡単ではなかったよ。でも最終的に、あなたが僕のことを誇りに思っていてくれたら嬉しい! 今後の幸運を祈っているよ」と別れのメッセージを投稿している。
指揮官についての公式発表はまだだが、近日中にチェルシーから何かしら発表があるかもしれない。今後の動向にも目が離せない。