ギブソン8回9奪三振1失点の快投 ツインズ直近8戦7勝

【レイズ1-5ツインズ】@ターゲット・フィールド

ツインズは先発のカイル・ギブソンがレイズ打線を相手に8回113球を投げ、被安打5、奪三振9、無四球、1失点という素晴らしいピッチングを披露。打線はロビー・グロスマンとホルヘ・ポランコのタイムリー二塁打などで3回までに3点を先行し、7回裏にはエディ・ロサリオの19号2ランで2点を追加して好投を続けるギブソンを援護した。ツインズは2番手のライアン・プレスリーが9回表に一死満塁のピンチを招いたものの、クローザーのフェルナンド・ロドニーが後続を抑えて試合終了。ギブソンは4勝目(6敗)、ロドニーは21セーブ目をマークした。

ツインズの先発右腕・ギブソンが静かにブレイク・イヤーを過ごしている。打線の援護に恵まれない試合が多く、今季ここまで4勝にとどまっているものの、防御率3.42や奪三振率8.87はいずれも自己ベストの数字。この試合では2016年9月以来となる8イニングを投げ抜いた。16個の空振りを奪ったギブソンについてポール・モリター監督は「変化球を上手く使って多くの空振りを奪っていたね」と評価。「序盤はコマンドが不安定なように見えたけど、回を追うごとに安定し、特に試合中盤は素晴らしかった」とギブソンの好投を称えた。ギブソンは昨年8月以降の30先発で183回1/3を投げ、防御率3.47、183奪三振をマーク。単なるイニングイーターから頼れる先発投手へと進化しつつあるようだ。

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