横浜の歴史生かした街づくりを  15日にセミナー開催

 横浜の歴史を生かした街づくりについて考えるセミナーが15日、横浜市開港記念会館(同市中区)で開かれる。横浜歴史資産調査会(ヨコハマヘリテイジ)と市都市整備局が主催。

 国内外から専門家が集う「第18回国際都市計画史学会大会」が15~19日に市内で開催されるのに合わせ、近現代の横浜の発展を都市計画史の視点から考える。

 講演者は3人で、いずれも大会に参加する専門家。横浜市立大学の鈴木伸治教授が「横浜の都市計画史とその遺産」と題して講演するほか、工学院大准教授の初田香成氏が「戦後復興のなかの共同建築-闇市から防火建築帯・防災街区まで」、オランダ・デルフト工科大教授のカローラ・ハイン氏が「魅力ある港湾都市のあり方-海外の港湾都市と横浜の比較」をテーマに講演する。

 午後1時半から。定員200人で、参加費は500円。事前申し込みは不要。

横浜市開港記念会館

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