メッシよ、もう代表引退せよ…その5つの理由

『Sportskeeda』は「リオネル・メッシが代表を引退すべき5つの理由」という記事を掲載した。

今回のワールドカップで全く力を発揮できなかったアルゼンチン代表。リオネル・メッシに頼ったチーム作りは機能せず、ベスト16で敗退した。

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31歳の彼はこの大会を最後に代表を引退すべきなのか?そしてその理由とは?

バルセロナのキャリアを伸ばしたほうがいい

これはメッシの個人的な理由であるが、彼が持っているものは全てバルセロナで得られたものである。それを尊重するならば、バルセロナでのキャリアを延長することが恩返しだろう。

10代の頃に彼を獲得し、生まれつきの病気を克服させた。メッシに大きな信仰を示したクラブなのだ。

メッシがそれに応えようとするならば、彼はバルセロナに集中すべきだ。アルゼンチンからは離れたほうが、その時間を長くさせられるだろう。

もう名声は確固たるものだ

アルフレド・ディ・ステファノは、あの世代で最も偉大な選手であったが、負傷などでワールドカップに出場したことはない。

しかし彼はそれでも偉大な存在として伝説になっている。代表チームの失敗は、あくまで組織としてのもの。個人の偉大さを損なうものではない。

メッシは、アルゼンチンに彼のチームを持っていなかったし、これからも持てないだろう。帰国して失敗を重ねることはもういい。それを受け入れて、前に進むべきだ。

後釜がいる

リオネル・メッシが引退したあと、チームは崩壊するか?2017年に彼が招集を辞退することを発表したあと、アルゼンチンはワールドカップ予選で危機を迎えた。

彼が代表引退すれば、おそらく今のチームは解体される。ワールドカップ出場を逃すかもしれないが、しかしそれでも復活するだろう。

ズラタン・イブラヒモヴィッチは中心選手だったが、彼が引退した後はどうなったか?スウェーデンはむしろ強くなった。

アルゼンチンにはパウロ・ディバラがいる。メッシの引退こそがアルゼンチンを成長させる可能性もある。

メッシ依存はもはや手の施しようがない

バルセロナのような偉大なチームでさえ、一人の選手に頼ってしまうような瞬間がある。チャビが退団したときもダメージはあった。

メッシのような選手がプレーするとき、頼られるのは当然のことだ。ただ、ときにそれは周りの選手のベストを引き出すことができなくなる。

「メッシは我々を救うためにいるんだ」と思えば思うほど、選手はベストを尽くさなくなる。

これはメッシの間違いではないが、彼はあまりにもいい選手でありすぎている。

チームが構築されなければならない

メッシ依存がなくなれば、しばしば彼に頼るために作られたシステムは変えざるを得なくなる。

『周りの選手がメッシをサポートできなかった』というサンパオリ監督の話は、彼の目標がそこだったということを表している。

ただ、それはただメッシに責任を押し付けることになってしまうし、アルゼンチン全体がその思想を壊さなければ変わらない。

メッシはこれまでできる限りのことをしてきた。しかし、それは意味を示したものばかりではなかった。

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