【西日本豪雨】中国地方の死者157人に 不明なお41人

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 西日本豪雨で甚大な被害が出始めてから1週間が経過した13日、中国地方ではなお安否が分からない人の捜索が続いた。警察庁のまとめでは、死者は広島、山口、岡山、鳥取の4県で計157人、全国では14府県計203人に上る。うち広島県は94人で全国最多となっている。

 中国新聞の集計では、中国地方で安否がなお分からない人は計41人いる。同じく中国新聞の集計では広島県の死者は93人で、内訳は呉市20人▽広島市19人▽東広島市、坂町各12人▽熊野町11人▽三原市8人▽竹原市4人▽福山市、府中市各2人▽尾道市、安芸高田市、海田町各1人。岡山県の死者は59人。中国新聞の取材では笠岡市、井原市で各1人が亡くなっている。

 中国地方では約5900人が避難生活を送っている。猛暑の中で復旧作業に当たる住民は乾いた土砂の粉じんなどに苦しめられている。道路の寸断でごみ収集車が住宅地に入れず、自宅などに仮置きしたごみの異臭に悩む住民もいる。

 インフラの復旧は進んでいる。山陽自動車道は14日、全線で通行可能になった。全通は8日ぶり。中国電力は13日、豪雨に伴う停電は全て解消したと発表した。

土砂で押しつぶされた車の周囲で行方不明者の捜索を続ける消防隊員(13日午前11時40分、広島県熊野町川角5丁目)