阿蘇神社楼門解体の跡、すっきり一望 部材の移動完了

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部材の移動に伴い、参道側から楼門跡地や三つの神殿が見渡せるようになった阿蘇神社の境内。手前にあるのは楼門の礎石=阿蘇市

 熊本地震で倒壊し解体された阿蘇神社の楼門(国指定重要文化財)の部材が、保管場所となっていた楼門跡地から別の場所に全て移された。14日からの3連休に合わせ、跡地を囲うアクリル板のシートも外され、参道から神殿が見渡せるようになった。

 楼門は昨年11月に解体完了。楼門を覆っていた素屋根も4月に撤去を終えたが、柱や梁[はり]などの部材の保管場所となっていた。新たな格納庫が近くに今月完成したことに伴い、部材を全て移動した。

 参道からの視界が開け、楼門の柱12本の礎石が並ぶ様子も見られるようになった。東京から観光で訪れた渡辺康一さん(51)と典子さん(50)夫妻は「立ち入りできない場所も見渡せる。解体後の様子が分かりやすい」と興味深そうにのぞき込んでいた。

 阿蘇神社は14日からの3連休と御田祭がある28日、境内を通り抜けられるようにし、拝殿跡地に特別参拝所を設ける。(中尾有希)

(2018年7月14日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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