ウナギ高騰何のその 高知産をお手軽値段で 神戸に専門店

ふっくらとして歯ごたえの良い四万十川のウナギ。2千円のセット(写真)が売れ筋という=神戸市兵庫区湊川町3

 国産ウナギの高騰が続く中、神戸市兵庫区の小村章さんが、高知県産ウナギを使った専門店「しまんと屋」(同区湊川町3)をオープンさせた。「長年住んだ高知のウナギのおいしさを神戸でも広げたい」と、お手頃な値段での提供を目指し日々奮闘中だ。(久保田麻依子)

 兵庫生まれの小村さんは、結婚を機に高知県に移り住んだ。日本酒や清流で知られる四万十川が有名な同県。約30年住んで最も印象深かったのが、四万十産のウナギだったという。「ふっくらしていて歯ごたえが良い。水がきれいなところで育った味わい深さがある」とほほえむ。

 2006年に神戸に戻ってからも定期的に取り寄せて家族で食べていたが、「多くの人に食べてもらいたい」と一念発起。3月上旬、自宅近くに「しまんと屋」を開いた。

 ウナギは四万十市の養殖ウナギ店の協力を得て格安で仕入れる。タレは化学調味料を使わず、甘みが引き立つように配合。米は丹波産が中心だ。高知県の魚を使ったお店に認定される県の「高知家の魚 応援の店」として登録され、リピーターも増えてきたという。

 うな丼にみそ汁、小鉢が付いたセットは1100円(オープン価格)から。2千円のセットが売れ筋という。「ウナギはごちそうや接待といった敷居の高いイメージがあるが、“食堂”のように気軽に味わってもらいたい。学生さんもぜひ食べに来て」と小村さん。

 ランチは午前11時~午後2時半、夜は要予約で午後4時半~7時半。水曜定休。しまんと屋TEL078・511・1207

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