「お帰りなさい」"世界の岳"の地元凱旋にファンら熱狂

ファンに囲まれる柴崎岳(左)=13日午前11時54分、野辺地町

 たくさんの感動をありがとう。お帰りなさい―。サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会で、日本代表として活躍した柴崎岳選手(26)=ヘタフェ=が地元の野辺地町に凱旋した13日、町内では、大舞台で結果を残した"地元の星"をたたえようと町民ら約200人が出迎えた。「頑張ったね」「活躍を見てたよ」。地元の温かい歓迎に、柴崎選手も笑顔で握手やサインに応じ、会場となった町中央公民館前は歓喜と興奮の渦に包まれた。

 この日の午前、柴崎選手は河島靖岳教育長らに応援への感謝を伝えるため同公民館を訪れた。訪問の約1時間前から公民館前には大勢の町民らが集結。中にはサイン用の色紙やサッカーボールを用意したり、柴崎選手のユニホームを着たりして待機する子どもの姿も。やがて柴崎選手が到着し、車から姿を現すと、大きな歓声が上がった。

 表敬訪問を終えた後は、町民らが拍手で出迎えた。「がくー、お帰り」「こっちにも来てー」などと声援が飛び交う中、柴崎選手はサインや握手を求める大勢のファンに丁寧に応じていた。

 同町鳴沢の無職浜田峰子さん(62)は「彼のロングパスを見てサッカーの見方が変わった。今回のW杯で、世界の"岳"になったと思う」と満足げ。柴崎選手に娘・心羽ちゃん(3カ月)を抱っこしてもらった同町上小中野の主婦小川かずのさん(26)も「気さくに接してくれて、とても優しかった。これからも活躍に注目したい」と感激していた。

 友人と2人で訪れた六ケ所村の会社員中野陽介さん(35)も興奮を隠せない様子。「本物を初めて見た。ものすごくオーラがあって格好良かった。けがをせず、次のW杯でも頑張ってほしい」と期待を込めた。

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