【アルファロメオ ステルヴィオ 試乗】SUV界屈指のコーナリングマシン、舌を巻いた…岡本幸一郎

アルファロメオ・ステルヴィオ

ドイツ勢の強い日本市場において、その他の輸入車ブランドは、あえて選ばれる“何か”を持っていないと、なかなか目を向けてもらえないように思うのだが、アルファ ロメオ初のSUVとなるステルヴィオは、まさしくそれを持っていた。

◆その仕上がりは予想を超える

ひと目でアルファとわかるスタイリッシュな外観に、ドイツ勢とは異質の独特の雰囲気を放つインテリアと、まずは個性的なルックスがこのクルマの持ち味だ。さらにはドライブフィールの味付けにも舌を巻いた。

新生アルファの第1弾であるジュリアも、アルファが生まれ変わったことを知らしめるに十分なインパクトがあったので、ステルヴィオにも大いに期待していたのだが、その仕上がりは予想を超えるものだった。

◆SUV界屈指のコーナリングマシン

このクルマがSUVであることを忘れさせるほど極めて俊敏なハンドリングは、ドライブしていて本当に気持ちがよい。ハードなコーナリングを試みてもあまりロールすることもなく、前後バランスにも優れアンダーステア知らず。それでいて一般的にはこうすると乗り心地が硬くなるはずのところ、ひきしまった中にもしなやかさのある足まわりにより快適性が損なわれた印象もない。とにかくステアリングを切るのが楽しみになる、SUV界屈指のコーナリングマシンである。

アルファが手がけるとSUVはこうなることをひしひしと感じさせる、非常に印象深いニューモデルであった。

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