東北南部が梅雨明け 平年より11日早い

14日午前11時頃の仙台駅前の様子。撮影=大隅智子

 気象庁はきょう14日午前、東北南部が梅雨明けしたとみられると発表した。平年に比べて11日早い梅雨明けとなった。東北南部は向こう1週間も、引き続き太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多い見込み。

 なお、昨年の東北南部の梅雨明けは特定されなかった。

梅雨期間の降水量は平年を下回り、空梅雨に

▼梅雨期間降水量(6月10日から7月13日まで)(速報値)
   降水量(ミリ)/ 平年値(ミリ)
山形 69.5 / 161.5
仙台 153.5 / 201.6
福島 90.0 / 178.9
平年比は、山形で43%、仙台76%、福島50%といずれも平年を下回り空梅雨となった。

梅雨入り・梅雨明けについて

 梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。

 梅雨の時期に関する気象情報は、現在までの天候経過と1週間先までの見通しをもとに発表する情報であり、後日、春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討を行う。その結果、本情報で発表した期日が変更となる場合がある。

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