玉野市立図書館に防災本コーナー

 防災関連の書籍を集めた特別コーナーが玉野市立図書館に設けられている。西日本豪雨で甚大な被害が岡山県内で出たこともあり、市民らの関心を引いている。

 中央カウンター近くの書棚を使い、約30冊を並べている。地震、洪水など自然災害のメカニズムを分かりやすく解説する専門書、阪神大震災を体験した子どもたちの文集、ボランティアの入門書、ハザードマップの活用法を記した地域防災のガイド本など多彩なジャンルを取りそろえた。図書館職員が自宅から持ち寄った非常食、災害用の携帯トイレなど防災グッズも一緒に展示している。

 コーナーは6月18日の大阪北部地震を受け、同月下旬に設けられたが、倉敷市真備町地区などが被災した西日本豪雨を機に、貸出冊数が増えているという。

 災害に強い住居などを説明する本を手に取っていた男性(78)=玉野市=は「今回の豪雨で、災害はいつどこで起こるか分からないということを思い知った。日ごろから知識を蓄え、備えることが必要と感じた」と話した。

 コーナーは当分の間続ける予定。市立図書館は「防災やボランティアについて考えるきっかけにしてほしい」としている。

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