小浜が二回以降の毎回得点で上五島に快勝し、3回戦に進んだ。溝田監督は「相手投手を観察する意識が高くなり、ボール球を打たなくなった」と勝因を挙げた。
五回無死二、三塁の好機で6番酒井が見せ場をつくった。内角低めの直球を振り抜き、左翼場外に消える特大3ラン。4番で臨んだNHK杯で結果を残せず、毎晩ティー打撃に励んできた成果を発揮した。「バットの先で感触は悪かったが、入って安心した」と満面の笑みを浮かべた。
投げては先発山本蓮が直球にカーブやスライダーを織り交ぜ、6回を零封。3回戦で創成館に敗れた昨夏以降、体重を10キロ増やしてスタミナを付けてきた。今年も3回戦の相手は創成館。エースは「自分が点を与えなければ負けないという気持ちで、丁寧にリズム良く投げたい」と雪辱を誓った。
小浜10安打大勝 2回以降、毎回得点
- Published
- 2018/07/14 15:11 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 16:09 (JST)
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