通算259本塁打を誇る二塁手・アトリーが今季限りで引退へ

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世界一を経験したベテランが第2の人生を歩む――ドジャースのチェイス・アトリーが今季限りでユニフォームを脱ぐことを決断し、エンゼルスとの試合前に記者会見が行われた。通算259本塁打を放った強打の二塁手は家族との時間を大切にするために父親を全うすることを決めた。

2000年のドラフト会議でフィリーズから1巡目指名(全体15番目)を受けたアトリーは2003年にメジャー昇格を果たすと43試合に出場した。その後は2005年頃から正二塁手に定着するとその年から4年連続100打点を記録し大活躍。また、2006年から4年連続でシルバースラッガー賞を受賞するなど球界を代表する選手に成長した。2008年にはレイズを4勝1敗で退けて世界一を経験している。その後は2015年途中にトレードでドジャースに移籍し縁の下の力持ちとしてチームを支えた。

記者会見でアトリーは「チームにはパートタイムのコーチやGMはいる。しかし、パートタイムの父親はとても難しい。だから子供たち、家族のためにフルタイムの父親になる準備はできているよ」と自身を支えてくれている家族の存在を挙げた。デーブ・ロバーツ監督も「彼はクラブハウスの中で最も尊敬される人物だ」とアトリーのことを絶賛した。

これまでオールスターに6度出場しているベテランは前半戦が終わる直前に自身の去就について発表。引退を発表したがアトリーにはドジャースを世界一に導くという使命が残っている。試合前時点での今季成績は57試合で打率.231 1本塁打 14打点。球界を代表する二塁手の雄姿を見ることができるのは今季限りとなった。