サンダーバーズ、巨人3軍に大勝

 プロ野球・ルートインBCリーグは14日、各地で5試合を行い、富山GRNサンダーバーズ(西地区1位)は富山市民球場でNPB(日本野球機構)の巨人3軍との交流戦に17−3で大勝した。通算成績は6勝2敗で順位は変わらない。

 富山は3点を追う四回、金子、林崎の連続適時打や、榎本の3点適時三塁打など打者一巡の攻撃で7得点し、逆転に成功。八回にも打者一巡の猛攻を見せ、8点を挙げて突き放した。投げては先発したエースの乾が7回3失点とまずまずの投球。継投した古村、菅谷がそれぞれ1回を無失点に抑えた。

 巨人3軍との交流戦は、BCリーグ全球団が3試合ずつ実施。結果はリーグ戦の成績に反映される。富山は15日も午後1時から、富山市民球場で巨人3軍と対戦する。■エース乾 古巣相手に粘投 富山の先発・乾にとって、巨人は昨シーズンに戦力外を通告された相手。古巣を見返す千載一遇のチャンスに、闘志が燃えないわけはない。7回3失点の粘投で勝利投手となり、「去年とは違うぞってところをアピールできました」と充実の表情を見せた。

 「進化した自分を見せる」と誓い、マウンドへ。巨人時代は直球とスライダー中心の投球スタイルだったが、富山でピッチングの幅を広げようと、ツーシームやシンカー、カーブも実戦で投げられるまでに精度を高めてきた。

 この日は立ち上がりこそ球が高めに浮いて痛打を浴びたが、二回以降は立ち直った。最速146キロの直球のほか、新たに習得した変化球も積極的に投げ込み、三振とゴロの山を築いた。

 3軍とはいえ制した相手は選手層の厚い巨人。今や富山のエースとなった左腕は「富山に来てやっていることが間違っていないと実感できた」と手応えを語り、NPB復帰への糸口をぐっとつかんだ様子だった。(社会部・中島慎吾)巨  人    200 100 000=3  000 720 08X=17富  山(巨)山川、田中優、山上−高山、広畑(富)乾、古村、菅谷−林崎[勝]乾14試合9勝3敗[敗]山川6試合1敗▽三塁打 榎本2▽二塁打 村上、増田、海老原2、林崎、強史、河本▽犠打 笠井、高山▽犠飛 ヒョンギュ▽盗塁 榎本▽失策 強史▽暴投 山上2▽与死球 山川(榎本)▽試合時間 3時間26分▽観衆 761人▽スターティングメンバー【先攻:巨人】1 センター 村上2 ショート 増田3 ファースト 加藤4 DH 青山5 ライト 橋本6 レフト 笠井7 セカンド 田島8 キャッチャー 高山9 サード 折下- ピッチャー 山川【後攻:富山】1 ショート 河本2 センター 榎本3 DH ヒョンギュ4 レフト 海老原5 サード 長尾6 ファースト キム7 ライト 金子8 キャッチャー 林崎9 セカンド 強史- ピッチャー 乾

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