被災地に猛烈な暑さ...死者205人 安否不明33人

連休初日の14日、豪雨の被災地を猛暑が襲った。

205人が亡くなり、33人の安否がわからない中、復旧作業や捜索にあたる人たちを、太陽が容赦なく照りつけた。

14日も、各地で続けられている行方不明者の捜索。

14日、一部区間で通行止めが続いていた山陽自動車道が、9日ぶりに全線開通。

広島駅と広島空港を結ぶリムジンバスの運行が再開された。

利用者は、「もともと新幹線で東京まで帰ろうと思ったので、飛行機ですと早いですよね」と話した。

復旧に向け、少しずつ動き始めている被災地。

しかし、その前に立ちはだかるのが、この暑さ。

14日は、岡山・高梁市で最高気温が37度、愛媛・大洲市で36.2度、被災地の多くで2018年一番の暑さとなった。

この暑さで、倉敷市真備町地区で、30代から80代の男女14人が熱中症の疑いで搬送されたほか、愛媛・大洲市では片づけ作業をしていた82歳の男性が、熱中症の疑いで搬送され意識不明だという。

14日は、3連休の初日ということもあり、多くのボランティアが駆けつけた。

ボランティアに参加した高校生は、「全員野球部です。野村高校の。地区が大変なことになっているので、皆さんを助けたい」と話した。

ボランティアの受け付けをしたのは、地元・野村高校の野球部員たち。

野球部員たちは、がれきの仮置き場で、分別や整理など、暑さの中、水分をとりながら、力仕事を続けた。

野村高校野球部員は、「暑さの中でも、被害に遭っている人は、僕たち以上に働いていると思うので、その人たちに負けないように率先してやりたい」と話した。

そうした中、広島・呉市の阿賀地区では、13日夜、ようやく水道が復旧した。

喫茶店を営む女性は「ちょうど1週間、4時間から5時間待った。水取りに行くのに」、「(断水で一番困ったことは?)トイレだね。一番にトイレ。やっぱりトイレ」などと話した。

喫茶店を経営している女性は、13日までは台車を押して給水所まで行っていたという。

一方で、被災地では、今も多くの地域で断水が続き、多くの被災者が不自由な避難所での生活を余儀なくされている。

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