山陽線福山—笠岡7日ぶり再開

 西日本豪雨の影響で不通となっていたJR山陽線の福山—笠岡間が14日、7日ぶりに運行を再開した。福山からは倉敷、岡山方面へ交通機関の乗り継ぎなしに向かえるようになり、利用客から歓迎の声が上がった。

 この日、福山から岡山方面へ向かった“一番電車”は午前5時50分発の普通列車。高校生や会社員が早朝からホームを行き交った。

 午前7時台の列車で倉敷へ向かった福山市の大学3年(21)は「倉敷市の大学に通うため、これまで(代替輸送の)新幹線を使ったり、笠岡駅まで親の車で送ってもらっていた。これからは安心して通学できる」と笑顔で話した。

 JR西日本岡山支社によると、列車は福山で岡山方面に折り返し運転となり、車両運用の問題から、通勤通学時間帯は通常の7割、それ以外は5割程度の運行本数になる。

 JR西は、山陽線の福山以西の不通区間について、三原までが18日に運行を再開すると発表しており、同日以降は運行本数が増える見込みという。

 その他の路線は、福塩線福山—神辺間が「1カ月以内の運行再開を目指す」(JR西)とし、現在神辺(福山市)—三谷(岡山県矢掛町)間で運行している井原鉄道は、岡山側の一部駅が水没し、全線開通のめどはたっていないという。

©株式会社山陽新聞社