『Sportskeeda』は「レアル・マドリーで将来のスターになるべき6名のティーンエイジャー」という記事を掲載した。
バルセロナに負けぬよう、このところ育成に力をかけてきたレアル・マドリー。10代の選手を多く獲得しており、将来に期待がかけられている。
その中で最も有望な6名とは誰なのか?
6:アンドリー・ルニン(GK)
年齢:19歳
ウクライナから今夏レアルにやってきたルニンは、ヨーロッパで最も有望なゴールキーパーだ。
17歳でドニプロのトップチームにデビューした。クラブが経済的な問題を抱えたために選手を売らなければならなくなったからだった。
ルニンはいきなり25試合で23失点しか許さず、10回のクリーンシートを達成。まるで若い頃のヤン・オブラクのようなデビューだった。
5:マルティン・ウーデゴール(MF)
年齢:19歳
もうレアル・マドリーが3年間保有しているが、まだ19歳だ。トップチームでは2回しか出場しておらず、Bチームでほとんどの時間を過ごした。
2017年からはオランダのヘーレンフェーンにローンされており、小林祐希とともにトップレベルのサッカーを経験している。
昨季はWhoscoredのレーティングで平均7.36点を獲得しており、チームでは最も高いものだ。リーグ全体でも15位である。
4:フェデリコ・バルベルデ(MF)
年齢:19歳
バルベルデはウルグアイで最も有望な若手選手の一人だ。故郷のクラブから2016年にレアル・マドリーへ移籍してきたが、昨季はデポルティーボに貸し出されていた。
2017年のU-20ワールドカップで見せたパフォーマンスは、ウルグアイを4位に導き、多くのクラブの目を引いた。
フル代表でもワールドカップ予選に出場し、初ゴールも決めた。昨季はデポルティーボで25試合に出場している。
高いボール保持能力とタックルスキルを兼ね備え、深いポジションからパスを散らしてチームを前に進められる。
3:アシュラフ・ハキミ(DF)
年齢:19歳
すでにレアル・マドリーのトップチームで17試合に出場したことから、かなり高い知名度を持つ「10代」だ。
マドリーで生まれたモロッコ人選手は、右サイドバックとしてダニ・カルバハルのバックアップを務め、回ってきたチャンスを活かした。
ハキミは14回のスタメン出場をし、ジネディーヌ・ジダン監督の信頼を獲得。チャンピオンズリーグ優勝も経験した。
モロッコ代表としても不可欠なメンバーにもなっており、先日のワールドカップにも出場を果たした。
2:ロドリゴ・ゴエス(FW)
年齢:17歳
ロドリゴはサントスのアカデミーで育ったブラジル人だ。ネイマールやロビーニョと同じ場所から輩出された。
彼はまだサントスには所属しているが、すでにレアル・マドリーが合意を取り付けている。2019年夏に4500万ユーロで獲得するのではないかと言われている。
すでに31試合に出場して9ゴールを決めた彼は、次なるネイマールの有力候補だと言われている。そのドリブルとトリッキーさ、カットインからのゴールは、スターの片鱗を感じさせている。
1:ヴィニシウス・ジュニオール(FW)
年齢:17歳
ヴィニシウス・ジュニオールは7月に18歳になる。レアル・マドリーが獲得できるのはこの夏だけだったが、そのチャンスを生かした。
彼に対してはバルセロナも関心を抱いていたと言われるが、ヴィニシウス自身がレアル・マドリーを選んだのだという。カゼミロとマルセロの存在がその理由だと彼は話している。
ブラジルのFWにおける典型的な攻撃特性を持つヴィニシウスは、すでにフラメンゴで14ゴールを決めており、世界的なタレントになる可能性は高い。