元巨人・桑田氏が“現役復帰”で1回無失点 監督兼任も「もう50歳ですから」

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桑田パイレーツを率いる桑田真澄監督【写真:荒川祐史】

桑田パイレーツで監督を務めながら投手、遊撃でプレー、打っては1安打

 軟式野球の第4回MLBドリームカップ全国決勝トーナメントの出場権を懸けた都道府県予選、東京Aブロックの1、2回戦が15日、明治神宮軟式球場で行われ、プロ野球元巨人のエースで173勝を挙げた桑田真澄氏が率いる桑田パイレーツは、初戦の2回戦で九電工東京に3-2で逆転勝ちし、2度目の出場で初勝利を挙げた。昨年は初戦で敗退していた。29日の3回戦でドームと対戦する。

 桑田氏は自ら会長を務めるボーイズリーグ、麻生ジャイアンツの教え子を中心に桑田パイレーツを結成し、総監督兼選手として9番・投手で出場。1回のマウンドは先頭打者を右飛に打ち取ると、後続をいずれも三ゴロに仕留め、2回からは遊撃に回った。打撃は3回の初打席で遊撃内野安打を記録したが、その後は空振り三振と投ゴロだった。守備機会は5回に遊ゴロをさばいた1度のみ。

 桑田パイレーツは5回に2点を先行されたものの、6回に2四球と重盗などで無死二、三塁とし、代打・庄司の右越え二塁打で追い付くと、最後は暴投で決勝点を奪った。

 桑田氏は「勝負の行方は最後まで分からなかった。全体練習がなかなかできない中、大きな守備のミスもなくよく戦ったと思います」と初勝利を喜んだ。1イニングだけの登板については「もう50歳ですからね。最後までプレーしただけでも(褒めてほしい)」と言って笑いを誘った。

 ドラフト1位で巨人に入団した桑田氏は2年目の87年に沢村賞、94年には最優秀選手に輝いたほか最多奪三振も記録した。巨人には06年までの20年間在籍。米大リーグ、パイレーツでメジャー昇格を目指していたが、構想外となり08年3月に現役を引退した。

 大会はまず都道府県別にブロック予選を行った後、全国8地区での代表決定トーナメントを実施。さらに東日本(北海道-東北、北信越-関東)と西日本(東海-関西、中国・四国-九州・沖縄)で代表各2チームを決定し、4チームが全国決勝トーナメント(11月24日・明治神宮球場)に進出する。昨年は関東代表の東京バンバータ(東京A)が優勝した。

(Full-Count編集部)