ベルがサヨナラ打 パイレーツ6連勝で前半戦締める

【ブリュワーズ6-7xパイレーツ (延長10回)】@PNCパーク

現在5連勝のパイレーツはブリュワーズ4連戦に臨んでいる。前日のダブルヘッダーを制して勢いに乗るチームは迎えた4戦目では粘りを見せて延長戦にもちこむとジョシュ・ベルの劇的な一打でサヨナラ勝ちを収め、前半戦を良い形で終えた。

パイレーツ先発、ジョー・マスグローブは2回、先頭のトラビス・ショウに一発を浴びて失点するも7回まで2失点と先発の役割を果たしていた。より長いイニングを投げようと8回のマウンドにも立ったが、満塁のピンチを招くとブレット・フィリップスに走者一掃となるタイムリースリーベースを打たれるなどこの回だけで3失点。悔しいマウンドとなってしまった。

援護したい打線は3回、1死一塁からコリー・ディッカーソンに2ランが飛び出して一時は逆転に成功。その後、点差を広げられるが後半に脅威の粘りをみせて4対5で迎えた9回、2死三塁からデービッド・フリースが同点スリーベースを放って土壇場で同点に追いついた。その後、迎えた延長10回に決着の時が訪れる。

ブリュワーズは10回の攻撃でフィリップスに勝ち越しタイムリーが飛び出し1点をリードしたままパイレーツの攻撃となった。1死からグレゴリー・ポランコがヒットで出塁するとその後は走者一・三塁のチャンスをつくると。そして打席にはベルが立った。ブリュワーズ6番手、ダン・ジェニングスのツーシームをセンターへのサヨナラツーベースとしてパイレーツを6連勝に導いた。これでチームは今カード4連勝スイープで終えることとなった。

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