カーショウ&前田が力投 ドジャース白星で前半戦終了

【エンゼルス3-5ドジャース】@ドジャー・スタジアム

エンゼルスとの「フリーウェイシリーズ」に臨んでいるドジャースは今カード勝ち越しをかけてエースのクレイトン・カーショウが先発。7回途中3失点の好投をみせた。白星こそ付かなかったが彼の後を継いだ前田健太の好リリーフがチームに得点を呼び込んだ。

ドジャースは2回、ヤスマニ・グランダルの一発をきっかけに打線がつながりをみせて3点を先制。3点目はカーショウ自身がエンゼルス先発、デック・マグワイアからのタイムリーで挙げている。本職でも力を発揮したいカーショウは球数を要しながらも序盤3回までは無失点。4回、ジェフリー・マーティに3ランを浴びたが、この日の失点はこの3点のみだった。その後は108球を投じ、7回途中3失点でマウンドを降りた。

カーショウの後にマウンドに立った前田は2死満塁の場面で登板。迎えたイアン・キンズラーをカウント2-2からスライダーで空振り三振に仕留めてピンチを脱した。彼の投球が打線に力を与え、その裏の攻撃では2死一塁からキケ・ヘルナンデスに勝ち越し2ランが飛び出して前田は勝利投手の権利を得た。

反撃したいエンゼルスは2点差の最終回、先頭打者に代打として大谷翔平が登場するもドジャース守護神、ケンリー・ジャンセンの前に3球三振に倒れた。結局、この回は3人で抑えられ連敗となった。一方でチームに勝利を呼び込んだ前田は今季7勝目を挙げて前半戦を締めくくった。

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