ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第9戦ドイツGP 決勝レポート

鳥羽がドイツGP決勝で18位

アティラプワパは転倒リタイア

Rd.09 ドイツGP/ザクセンリンク
2018年7月15日(日)
コンディション:ドライ
気温:20℃ 路面:35℃

 Honda Team Asiaの鳥羽海渡は、2018年シーズン第9戦ドイツGPの決勝レースを18位で終えました。チームメートのナカリン・アティラプワパは17周目に転倒を喫し、リタイアとなりました。

 現地時間午前11時(日本時間午後6時)にスタートした決勝レースを、鳥羽は8列目23番グリッド、アティラプワパは10列目28番グリッドからスタート。鳥羽は昨日の予選終盤に転倒して右手小指を負傷しましたが、最後まで果敢に走り続け、完走を果たしました。アティラプワパは集団後方でオーバーテイクのチャンスを狙っていましたが、残念ながら17周目の6コーナーで転倒を喫してしまいました。

 次戦の第10戦チェコGPは、8月3日(金)現地時間午前9時(日本時間午後4時)にFP1がスタートします。

鳥羽海渡(18位 / 39’56.466 / +20.039)

「レース序盤は前のグループについて行けましたが、右小指のケガのためにブレーキングで勝負をできなかったので、中盤以降は思っていたようにポジションを上げていくことができませんでした。予選のグリッド位置がレースリザルトに影響してしまい、ポイントを獲れなかったことがとても残念です。3週間のサマーブレイク期間でケガを治し、次戦のブルノから逆襲を狙います」

ナカリン・アティラプワパ(DNF / 23’47.593 / +11Laps)

「後方スタートで混雑していたため、レース序盤からペースを上げることが難しかったです。集団の後ろにつけてレース後半での追い上げを狙っていたのですが、6コーナーでミスをして転倒してしまいました。しっかりとトレーニングを重ねて、シーズン後半戦ではもっと上位で戦えるようにがんばります」

青山博一 チーム監督

「海渡は走る前から右小指のケガの影響を気にしすぎてしまい、レースに集中できていませんでした。ナカリンも幸いケガはありませんでしたが、転倒で結果を残すことができませんでした。彼らを支えてくれるチームのスタッフや周囲の人々のためにも、自分たちがもっとがんばらなければいけない、という姿勢で、海渡とナカリンには後半戦でいっそう奮起を期待したいです。今日の結果は、本当に残念でした」

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